1959-09-28 第32回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第6号
耕地関係被害二十三億二千万円、林業関係三十三億四千万円の被害を出しています。一方、この県には九月十一日午後六時から七時までの間、南佐久郡、北佐久郡及び小諸市地方に猛烈な降ひょうと豪雨害があり、水稲等農産物に激甚な被害を与えたのであります。農作物の被害面積は四千九百三十ヘクタール、そのうち水陸稲二千三百ヘクタール、二億九千万円、果樹百十七ヘクタール、二千七百万円等四億余円の被害を出しております。
耕地関係被害二十三億二千万円、林業関係三十三億四千万円の被害を出しています。一方、この県には九月十一日午後六時から七時までの間、南佐久郡、北佐久郡及び小諸市地方に猛烈な降ひょうと豪雨害があり、水稲等農産物に激甚な被害を与えたのであります。農作物の被害面積は四千九百三十ヘクタール、そのうち水陸稲二千三百ヘクタール、二億九千万円、果樹百十七ヘクタール、二千七百万円等四億余円の被害を出しております。
その他農業用施設等耕地関係被害三千三百万円、林業関係は山くずれ及び林道被害等で四千万円、土木事業の農林省関係の被害は漁港等で四千九百万円、水産関係は漁船及び共同施設が被害を受けましたが、八百万円と九号台風に比べて僅少に済んでいるのであります。土木被害は、奄美大島群島、甑島列島等台風に近かった離島に小被害が多発していたのであります。
また耕地関係被害については約二千万円で、その六割以上が被害の最もひどかった柳川市正面の昭代干拓地でありまして、本調査班は特にこの昭代干拓地区と橋本開地区の二カ所について現地調査をいたしましたが、これらの地区は有明海の真正面から、いずれも高潮と暴風浪によりまして海岸堤塘が決壊いたしまして、昭代地区の堤塘に四カ所、延べ八十五メートルの崩壊があり、橋本開のごときも延長二千九百メートルの堤塘が七カ所、延べ四百十五
次に山口県におきましては総被害額は五十七億五千八百十二万となっておりまして、このうち農林水産関係被害は、耕地関係被害としては、農地が四十町二反、一千八百八十万五千円、農業用施設、道路、水路、堤塘、ため池、橋梁、頭首工等二億九千三百九十六万円、水産関係は漁港施設が百三十六カ所、二億二百二十三万八千円を初め水産施設、漁船漁具、養殖施設等合計四億一千三百八十六万円、山林関係の被害は、山地崩壊、林道、木炭施設
次に、農地公共施設等耕地関係被害額五十一億円、河川、道路、橋梁等土木関係が百八億九千九百十万円、林道その他林業関係三十五億七千六十五万円、稲作その他農業関係八十一億七千二百一万六千円、漁港、漁船等水産関係六億八千三百五十二万円は、商工関係七十四億五百四十五万円、学校その他公共建物関係十七億七千四百五万九千円、一般住宅五万四千六百三十六戸、二百七億九千八百三十三万三千円、開拓関係一千九百四十五万五千万
これがため、土木施設被害二十四億円を初め、耕地関係被害八億六千万円、農作物被害八億三千万円、林産物被害四億二千万円、計約四十一億円に達する災害をこうむつておるのであります。